スタチン療法中の高コレステロール血症患者におけるD-アルロースの長期摂取の影響

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アルロースに関する世界中の研究データを集めて整理しました。

血糖値を下げる可能性や、脂肪燃焼への働きなど、さまざまな健康効果が注目されています。

日々の「甘いものとの付き合い方」が、変わるかもしれません。

研究論文に基づいたデータを、ぜひご覧ください。

目次

目的

D-アルロースの長期摂取が、高コレステロール血症患者のLDLコレステロール(LDL-C)および高密度リポタンパク質コレステロール(HDL-C)に与える影響を調査すること。

対象者

スタチン療法を受けている高コレステロール血症患者20人が参加。

試験方法

被験者は無作為に2つのグループに分けられ、一方は15gのD-アルロース/日を摂取し、もう一方は15gのエリスリトール/日(プラセボ)を摂取。48週間にわたり毎日試験物質を摂取し、臨床検査は初回摂取から52週まで8週間ごとに実施された。

試験期間

48週間

結果

D-アルロース群において、LDL-Cの有意な増加は観察されなかったが、HDL-Cの有意な減少が認められた。HDL-C値は消費期間中は標準範囲内に留まった。D-アルロースは、アテローム性動脈硬化性心血管疾患に関連するリスク因子に影響を与えなかった。

結論

スタチン療法を受けている高コレステロール血症患者における長期のD-アルロース摂取は、LDL-Cおよびアテローム性動脈硬化性心血管疾患のリスクに対して影響を与えないことが示唆される。

参考文章

https://www.jstage.jst.go.jp/article/fts/8/1/8_23/_article/-char/ja/

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