ぜにたむし(体部白癬)と呼ばれる皮膚の感染症に悩んでいる方へ、症状や原因を始め市販薬での治療方法もご紹介し、自宅での完治方法まで詳しく解説します。
自宅でも完治させるために、ぜにたむしに対しても強力な殺菌力を持つティーツリーオイルの効果についてもご紹介し、その他の治療法も解説します。
本項には患部の症状がわかる画像が含まれています。閲覧される場合は自己責任でご覧下さい。
ぜにたむしは市販薬で治る?
ぜにたむしを市販薬で治療する上で、最も重要なポイントは完治させることです。
ぜにたむしの完治には治療開始からおおよそ2ヶ月間という長い期間が必要です。
治療を始めたら、患部を清潔な環境に維持することに注意し、症状が治まったとしても完治するまで市販薬を使い続ける必要があります。
ぜにたむしの治療を開始し2週間ほど経過すると、かゆみや発疹がある程度治ってきます。
しかし、ぜにたむしが完治しているわけでなく、ここで治療をやめてしまうと再発する可能性が高くなります。
ぜにたむしは、特定の菌によって引き起こされる皮膚の感染症です。この症状は一時的に治ったように感じられ、完治させずに放置してしまうと再び症状が出てしまいます。その結果、完治までの期間が長引く可能性があります。
ぜにたむしを引き起こす「白癬菌」は、多湿で温かい環境を好むため、春から冬にかけてが再発しやすい時期です。また、「白癬菌」には多くの種類が存在するため、正しい治療が必要です。
ぜにたむしの症状は、「ただの湿疹」と間違えられることがあります。湿疹だと勘違いしていると、いつまでも治らないことになりますので要注意です。
ぜにたむしと似た症状に注意
ぜにたむしは、しばしば「湿疹」と間違われることがあり、日本皮膚科学会でも注意喚起されています。混同してしまう原因は、特に生毛部白癬(ぜにたむし)の特徴に起因しています。
生毛部白癬は、円形や楕円形、あるいは環状の発疹が特徴で、輪の中心が治っているように見えることがあり、さらに激しいかゆみを伴います。
一般的に湿疹の症状で起こるのは、かゆみや痛みのため、しばしば誤診され、患者にはステロイドの塗り薬が処方されることがあります。しかし、ぜにたむし(白癬菌)にステロイド薬は効果がないばかりか、かえって症状を悪化させる可能性もあります。
出典: 日本皮膚科学会
症状を正確に判断し、ぜにたむしと湿疹を区別するためには、写真や特徴をよく確認することが非常に重要です。
ぜにたむしは丸い発疹が現れ、その後にかゆみが生じます。一方で、湿疹は一般的な皮膚疾患であり、アレルゲンとの接触や皮膚の乾燥で敏感になった肌が刺激されて症状が起こります。
ぜにたむしと見た目が似ていることから混同されるわけですが、ぜにたむしは白癬菌の感染が原因の感染症です。
ぜにたむしを自宅で完治させる
難しいぜにたむしの治療を、病院に行かずに自宅で完治させる方法が存在するかどうか?
答えは「可能です」。
「ぜにたむし」の治療を自宅で行う方法。それは、白癬菌という原因菌を退治するために有効なティーツリーオイルを使用することです。
ティーツリーオイルは白癬菌のほか、他の真菌にも強力な殺菌力があることが確認されています。
強い殺菌力があるティーツリーオイルとは
ティーツリーオイルは、ティーツリーと呼ばれる主にオーストラリアで見られる植物から精製されるオイルです。
ティーツリーオイルは、植物由来成分から作られ、非常に強力な殺菌作用があることが証明されています。
白癬菌や他の真菌、細菌に対して99.9%の殺菌効果があり、現在も民間療法として広く使用され、自然由来のオーガニックな抗真菌薬として使用されています。
ティーツリーの効能を生活の中から生まれた知恵として理解していたオーストラリアの先住民族であるアボリジニは、昔からティーツリーの葉を砕き、傷や皮膚の疾患に利用してきました。
ティーツリーオイルの効果
ティーツリーオイルは以下でご紹介する通り、Wikipediaでも試験結果が証明されています。
- ティーツリーオイルは、0.5%から1%未満の濃度に希釈した場合でも、幅広い種類の細菌や真菌に対して強い殺菌力がみられ、タンパク質に直接はたらくため耐性菌も発生しにくい。
- 補完・代替医療に精油を用いたり、石鹸や洗浄剤へ配合するなど幅広く使われている。
- フケを防止するためのティーツリーが配合されたシャンプーもある。
- 歯周病、消毒、傷、火傷、カンジダ、白癬など菌が原因とされる疾患の殺菌を目的として全身に広く用いられる。
- 防臭効果もある。火傷や関節痛の痛みを軽減する。
- 自然の抗真菌薬として、口角炎などに民間療法で用いられる。
- 口腔内のすぐれた殺菌作用や口臭予防作用があり、入れ歯の殺菌剤としても有効であった。
- ヒトから採取した歯垢にティーツリーを混ぜ、ティーツリーを除いてから培養し10種の菌を観察した結果、ティーツリー1%濃度の液では99.9%が殺菌され、原液では全く菌の発育が観察されなかった。
- 口腔細菌の発育を抑制し、歯垢形成を抑制する。
- ティーツリーを配合した歯磨き剤や洗口剤がある。
- 精油の臨床研究は、主に足白癬に関するものである。
- 水虫や魚の目、タコなどの足の症状60例に対し、38例が顕著な効果、20例に良好な効果があった。
- にきびや口腔のカンジダ、皮膚のカンジダ、皮膚炎・湿疹、ヘルペス、爪・股・足の白癬に用いられ、被験者50名のうち1名を除き、症状の完治か顕著な効果があった。また、医薬品よりも副作用も少なかった。
ティーツリーオイルは絶対に「原液で使用してはいけない」
という注意点があるほど強力な殺菌効果が試験で証明されています。
ティーツリーオイルで、ぜにたむしを治療
ぜにたむしの治療は、原因になる白癬菌の殺菌を完治するまで継続する治療が必要です。湿疹状の患部が治ったように見えたり、かゆみが治っても(最初からかゆみがない場合もあります)白癬菌が少しでも生きていると再発してしまうリスクがあります。
「お風呂に入り清潔にする生活を続けていれば、ぜにたむしは自然治癒するのでは?」と考えるかもしれません。
しかし、白癬菌はあのしつこいイメージの水虫と同じ菌が原因です。肌の表面に付着しただけであればお風呂で流れてしまいますが、一旦、皮膚の中に侵入すると簡単には完治しません。
※石鹸やタオルなどを家族とは別に用意しないと、お風呂で家族にうつすこともあるため注意が必要です
ファンガソープEXとファンガクリームで完治させる
自分でぜにたむしを治すおすすめの方法は、ティーツリーオイル配合のソープを使用することです。
この特別なソープは感染部位を殺菌するだけでなく、お風呂で使えるので日常のケアが簡単に行えます。
ドクターズチョイスが開発したファンガソープEXとファンガクリームは、細菌と真菌の両方に効果があります。
白癬菌が皮膚の奥に侵入するのを防ぎ、肌の再生を促進して感染を治療するのに役立ちます。
完治するまで根気よく続ける
ぜにたむしは症状が治まったように感じることがあります。
しかし、皮下の深い部分に菌が残っていて完治ではないことが多々あります。
完治するまで根気よく使用することが重要です。
ファンガソープEXで殺菌しファンガクリームでコーティング
ぜにたむしが完治するまでの間は身体を清潔な状態に保ち、しっかりと原因菌を殺菌する力が強いファンガソープEXをお風呂で使用します。
肌を殺菌した状態でファンガクリームを使用することで、患部から菌が広がることを防止します。
- お風呂でファンガソープEXを使い原因菌を殺菌
- ファンガクリームで殺菌した状態を保つ
- 2ヶ月程度続けてファンガソープEXとファンガクリームを使用する
- ぜにたむしの原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌するティーツリーオイル配合の薬用石鹸
- 肌の健康的なバランスを保つために、有益な菌を保ちつつ、悪い菌(例:白癬菌や細菌)を排除します
- ビタミンE(トコフェロール)が肌を潤し、ひび割れや傷からの菌侵入を防ぎます
- 全ての成分が自然由来であり、安心して毎日全身に使えるボディソープです。副作用の心配はありません
- ぜにたむしの原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌するティーツリーオイル配合のクリーム
- 水分を含まない固い軟膏タイプで有効成分が患部に留まり菌を増殖させません
- 配合されている「トコフェロール (ビタミンE)」が皮膚に潤いを与え、ひび割れや傷からの菌の侵入を防ぎます
- 使用されている成分はすべて天然由来のため長期間使用しても副作用の心配がありません
ぜにたむしとは?
ぜにたむしは、真菌(カビ)の一種である白癬菌が皮膚の角質層に寄生することによって起こる皮膚の病気です。
ぜにたむし(体部白癬)とは、白癬菌と呼ばれるカビの一種による皮膚感染症で、患部が丸い銭のような形になるため銭たむしと呼ばれます。
白癬菌が皮膚に感染することによって引き起こされ、手足や股間以外の部位に感染する水虫として知られています。水虫とぜにたむしの原因はどちらも白癬菌で、同じ病態を指します。
顔に感染した場合、顔面白癬と呼ばれ、欧米では別の病気として区別されますが、日本では顔面白癬もぜにたむしに含まれることがあります
ぜにたむしの感染源は、感染者(自分自身を含む水虫やたむしの患者)からが主ですが、ペット(猫や犬など)との接触で感染することもあることに留意してください。
ぜにたむしの症状
ぜにたむしの初期症状は、体幹部や顔、首、腕、脚などに、赤く盛り上がった小さな発疹(丘疹)が現れ、症状が進行すると円形~楕円形状に拡大していきます。
1. 皮疹の形状
発疹の辺縁が環状に赤く盛り上がり、内側が治っているように見える特徴がありますが、環状にならないこともあります。
2. かゆみの程度
多くの場合、症状に強いかゆみを伴います。かゆみの程度は個人差があり、かゆみがない場合もあります。湿疹と比較すると見た目ほどかゆみは強いとは限りません。
3. 皮膚の剥離
ぜにたむしの原因である白癬菌は、ケラチンを溶かす酵素(ケラチナーゼ)を持っているため、皮膚がむけてしまうことが特徴です。
この皮膚の剥離は、他の皮膚疾患と区別する重要な要素です。
ぜにたむし
じんましん
乾癬
ぜにたむしの原因
ぜにたむし(体部白癬)の原因は、白癬菌という糸状の真菌(カビ)です。水虫と同じ菌が原因になるため、家族や自分自身の水虫から感染してしまうこともあります。
1. 白癬菌感染
ぜにたむしの主な原因は、白癬菌というカビの一種による感染です。この菌が皮膚に付着し感染症を引き起こします。
2. 水虫との関連性
ぜにたむしと水虫は、同じ白癬菌による感染症であるため、水虫があるとぜにたむしが発生するリスクが高くなります。
水虫とぜにたむしの関連性は医学的に証明されており、水虫の感染部位から他の部位へ広がることがあります。
ぜにたむしの感染経路
白癬菌は患部からはがれ落ちた角質の中でも死なずに生き続けることができるため、角質に触れただけでも感染のリスクがあります。
感染経路として次のようなものが考えられます。
1. 自己感染
他からの感染より自分自身からの感染が一般的です。例えば、感染部位を触った後、別の部位に白癬菌を移すことが感染の原因になります。
2. 家庭内感染
家庭内において、感染が広がる可能性があります。感染者と共用のタオル、寝具、風呂場、トイレなどが感染源となることがあります。
白癬菌に感染しているペットを触ることも感染経路のひとつになります。
白癬菌が付着しても最低24時間が必要ですから、お風呂などで洗い流して皮膚からぜにたむしがいなくなれば発症しません。
完治にも予防にも清潔を心がけることが重要です。
※ただし、皮膚に傷がある場合は12時間でも感染するというデータがあります
ぜにたむし、いんきんたむし、水虫の違い
ぜにたむし、いんきんたむし、水虫は、いずれも白癬菌(はくせんきん)が原因で引き起こされる感染症で原因は同じです。
ぜにたむし(体部白癬)
体や腕、脚などに、かゆみを伴う赤くて丸い発疹が現れる疾患です。最初は小さな赤いブツブツのように始まりますが、
時間が経つとその周りが赤い輪に銭のようになっていくので、「ぜにたむし」と言われます。
いんきんたむし(股部白癬)
股間周辺に強いかゆみや痛みが伴なった赤い発疹が現れます。発疹の周りが赤く盛り上がり、中心部は普通の皮膚のように見えます。
水虫
同じ白癬菌が原因で主に足に症状を引き起こします。この感染症もかゆみを伴い、皮膚に症状が現れます。
白癬菌によって起こる病気をまとめて「白癬」と呼び、体のどの部位に感染して症状が出るかで以下のように呼び名が変わります。
ぜにたむしの治療方法
ぜにたむしの治療には、抗真菌薬の外用薬(クリーム、ローション、ジェル、軟膏)や内服薬が使われます。
外用薬の使用
- 抗真菌薬の外用薬(クリームなど)を1日に2回、
かゆみのある部分に直接塗ります - 発疹が完全に消えるまで2~3週間ほど続けます
- 発疹が完全に消えても7~10日間、同じように塗り続けることが大切です
- 早すぎる治療を中止すると再発のリスクがあります
ぜにたむしは、症状が出ている部分よりも広い範囲に感染していることがあるため、薬を塗る範囲は広めに塗る必要があります。
病院では外用薬を使用しても改善が認められない場合、抗真菌薬の内服治療が行われます。
オロナインはぜにたむしに効果がある?
昔から皮膚の治療に使う市販薬として「オロナインH軟膏」が有名です。軽い擦り傷やけどやなどに常備薬として置いているご家庭も多いことでしょう。
皮膚疾患を治すのに最初に思いつくとも言えるオロナインは、ぜにたむしに果たして効果があるのでしょうか?
オロナインの主成分はクロルヘキシジングルコン酸塩と言われる消毒薬です。手や皮膚の消毒に医療現場でも使用されています。
オロナインの効能・効果には水虫やたむしの症状の緩和も含まれており、ぜにたむしの治療にも使用することが可能です。
しかし、オロナインの主成分であるクロルヘキシジングルコン酸塩は、消毒としても効果が限定的です。
ぜにたむしの原因である白癬菌への効果も限定的です。
オロナインでぜにたむしを完治させるのは難しいと考えたほうがよいです。
ぜにたむしを完治させる重要ポイント
白癬菌を増殖させない
ぜにたむしが発症してしまったら、今以上に悪化させないため、白癬菌の増殖を防ぐことが重要です。
- 白癬菌は温かく湿った環境を好みますので、通気性の良い素材の服を着るようにしましょう
- お風呂など体を清潔に保つようにしましょう
- 体を洗った後は水分を十分に拭き、特に患部は乾燥を心がけましょう
- 水分が入っていない軟膏タイプの治療薬を使い、菌が増殖しないようにしましょう
塗り薬は白癬菌を確実に殺し副作用のないものを選ぶ
ぜにたむしを治すには白癬菌を確実に殺菌する塗り薬が必要です。市販薬のランキングに騙されず副作用が起こらない塗り薬を選ぶことが重要です。
市販薬は白癬菌に効く抗真菌剤以外に、かゆみを抑えるためジブカインやクロタミトンやなどが配合されていることが多く、かぶれる場合があります。
また、市販薬の多くで皮膚に必要な善玉菌までも殺してしまうこともあります。
善玉菌が減少してしまうと、皮膚では菌のバランスが崩れます。結果的に白癬菌が繁殖する要因になる可能性もあります。
副作用の心配がなく、根本的な原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌できる天然成分として、様々な臨床研究でもその効果が証明されている「ティーツリーオイル」が注目されています。
1日2回の薬の塗布を最低2か月間続ける
薬を塗り始めると2週間ほどでかゆみは治まりますが、白癬菌は皮膚の奥まで侵入しています。皮膚の表面に出てくるまでには1~2か月かかります。
皮膚が生まれ変わる肌のターンオーバーは約1か月です。しかし、皮膚の奥にある菌は残っている可能性があるため、最低でも2か月間は薬を塗り続ける必要があります。
つまり、ぜにたむしを完治するためには、最低でも2か月間薬を塗り続ける必要があります。
ぜにたむしの正しい治療法
ぜにたむしを完治するためには、殺菌力が強く副作用のないティーツリーオイルを配合した石鹸や軟膏の使用が非常に効果的です。
白癬菌の繁殖を防ぐため、お風呂で洗った後は特に患部乾燥を意識しましょう。
殺菌力が強く肌にやさしいファンガソープEXを使う
- ぜにたむしの原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌するティーツリーオイル配合の薬用石鹸
- 肌の健康的なバランスを保つために、有益な菌を保ちつつ、悪い菌(例:白癬菌や細菌)を排除します
- ビタミンE(トコフェロール)が肌を潤し、ひび割れや傷からの菌侵入を防ぎます
- 全ての成分が自然由来であり、安心して毎日全身に使えるボディソープです。副作用の心配はありません
副作用の心配がなく確実に殺菌できる軟膏を使う
ドクターズチョイスでは白癬菌を増殖させてしまう水分を含まず、強力な殺菌力があるティーツリーオイルを配合した、ぜにたむし用軟膏ファンガクリームを開発しました。
- ぜにたむしの原因菌(白癬菌)を99.9%殺菌するティーツリーオイル配合のクリーム
- 水分を含まない固い軟膏タイプで有効成分が患部に留まり菌を増殖させません
- 配合されている「トコフェロール (ビタミンE)」が皮膚に潤いを与え、ひび割れや傷からの菌の侵入を防ぎます。
- 使用されている成分はすべて天然由来のため長期間使用しても副作用の心配がありません
ファンガソープEXとファンガクリームを両用するメリット
ファンガクリームを1日に2回、最低でも2か月間塗り続けるのは簡単なようで難しい場合もあります。
仕事で疲れたりすると、つい塗るのを忘れてしまうということもあるでしょう。
でも、ファンガソープEXを毎日のお風呂で使っていれば、白癬菌が体に付着してもファンガソープEX の強力な殺菌力で、ぜにたむしは増殖せず体の他の部分への感染も予防できます。
ぜにたむしの完治と予防のために
ぜにたむしが治ったと思っても、また同じ症状がでてしまう場合、症状が改善して完治したと勘違いして治療を止めてしまうためです。
症状がおさまると誰でも治ったと考えてしまいます。皮膚の症状が良くなるターンオーバーの時点で治ったと考え、治療をやめてしまう人が多いのです。
1回のターンオーバー(約1ヶ月)では皮膚の奥に菌が残っている可能性がありますので、最低2か月間は治療を継続しましょう。
市販薬を2か月間の間長く使い続けると副作用が出てくる可能性もだんだんと高くなります。副作用の心配がないティーツリーオイル配合の石鹸と軟膏の使用をおすすめします。
ジムのお風呂やプールなどで白癬菌が付着しやすい施設の利用をしなくても、白癬菌を持っている家族とのタオルを共有しなくても、白癬菌が皮膚に付着してしまう可能性を100%防ぐことはできません。
毎日ファンガソープEXで体を洗うと、付着した白癬菌が皮膚に感染する前に殺菌することができ、ぜにたむしの予防につながります。
正しい治し方を実践し、ぜにたむしがよくなった、再び症状がでたを繰り返さず、ぜにたむしを完治させましょう。
この記事の監修ドクター
記事監修はペインター博士
アメリカテキサス州出身。ブリガム・ヤング大学で運動科学の学位を、パーカー大学ではその博士号を取得。
現在はユタ州ファーミントン市でカイロプラクティックを施術する傍ら、「国境なき医師団」と協力し、ハイチやドミニカ共和国を含む複数の国で医療の提供にも注力している。